町田七福神



不安を感じることなく山歩きができるまで回復できたらいいな。山がムリなら、里山や緑地など自然を感じ触れる機会をいっぱい作れたらいいな。いつも思っている。だから2018年、今年の目標を＜今出来ることを土台に自分の力で出来ることを少しずつ増やしていく＞ …と決めた。そのために・歩く時間と距離(歩数)を伸ばす。・自力で公的交通機関を利用する。・二駅か三駅の間を、歩いたり電車を利用したりして行動範囲を拡げる。行動を通して身体を色々なパターンに対応できるようにしたいと思う。だから今年、新しい年への第一歩として「町田七福神めぐり」を選んだ。



	原町田中央通りにある「ぽっぽ町田」、１階「まちの案内所」町田ツーリストギャラリー。「七福神めぐりの案内マップ、あります？」「これだったら…」ともらったのが「町田まちなか案内マップ」文字が小さくてメガネが必要だけど七福神の場所は分かる。「ありがとう！」早速広場に面したウッドデッキに腰を下ろし巡る順を検討した。（ここから一番近いのは…｡）登山Mapでなくても、地図を見ながら目的地を探すのは謎解きにも似てワクワクする。 ※「まちの案内所」では押印のためのオリジナル色紙（1枚300円）や七福神グッズも販売している。
ぽっぽ町田

	一筆書きに歩きたいけれど、出発点が中間にあるからダブりが出るのは仕方ない。こうして決まったのが次の順番。１．福禄寿(町田商工会議所) ２．布袋尊(崇保院) ３．恵比寿神(町田天満宮) ４．寿老人(勝楽寺) ５．毘沙門天(浄運寺) ６．大黒天(カリヨン広場) ７．弁財天(母智丘神社)
町田まちなか案内マップ (クリックで拡大)



福禄寿
	台座の説明板から引用 *福禄寿(ふくろくじゅ)* 財宝守護の神。福(繁栄)・禄(財産)・寿(長寿)の三徳を備え、中国では「南極星」の化身で「南極老人」と云われます。　　　　　　　　　　　　　平成20年　原町田七福会

原町田中央通りを東に進む。まだ松の内、買い物客で賑わう道路。速足で歩く人たち、後ろから抜いて行く自転車…が少し怖い。人の流れに併せてのポール歩行は難しい。ゆっくり自分のペース、しかし流れがよどまないように。セブンイレブンのある信号の先、ダイエーの前に商工会議所のビルが見える。工事中の以前駐輪場のあった先、駐車場フェンスに七福神の幟があった。その脇に福禄寿が祀られていた。すぐそばに「原町田商店街発祥の地　二・六の市の碑」がある。


以下、銘鈑から引用原町田商店街の発祥は、もとは一村であった町田郷から原町田村が独立したのち、天正一五年(一五八七)に、それまでの位置をわけて｢二の市｣が原町田、｢七の市｣が本町田に開設されたのが始まりといわれています。本町田の「七の市」は次第に衰えていきましたが、原町田の”市”は炭･薪･蚕糸･畑作物のほか、衣料や農具など多くの物産を取り扱い、文政･天保年間頃（一八一八～一八四三）には｢二･六の市｣となって月に六回も開かれるようになりました。この｢二・六の市｣こそ、今日の原町田商店街発展の礎を築いたといえるのです。幕末に横浜が開港すると、原町田は繭や生糸を運ぶ｢絹の道」の中継地として、各地から生糸商人がある毬、"市"の規模も大きくなっています。 "市"が開かれた場所は、川田横丁や塩屋横町あたりから勝楽寺門前までで、道の両側の家の軒先に"マゲ"と呼ばれる長い屋根が張られ、それを区切って市店が並びました。明治四一年(一九〇八)に横浜線が開通し、交通の便がよくなると、"市"の日以外にも人々が集まるようになり、次第に商業の街としての形が整うようになりました。大正一四年(一九二五)には、古着や古道具類を扱う市店が今の仲見世商店街に"ボロ市"として独立し、有名になりましたが、昭和に入る十不況や戦争の影響を受けて、物資不足から出展物も減り、昭和一九年(一九四四)六月、三六〇年程続いた"市"も、ついに幕を閉じています。しかし、原町田は戦後再び商業地としてよみがえり、飛躍的な成長を遂げて今日に至っているのです。一九八五年十月　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　町田市史編さん室編修

ボクが福禄寿や銘鈑を写している間にも、二組、三組…とお参りする人たちが続いた。



布袋尊
	*布袋尊(ほていそん)* 家庭円満の神、中国・梁の唐時代(618～917)、無邪気で無欲な心の豊かさを諭す禅僧「布袋和尚」を神格化したものと云われますが、釈尊の救いに洩れたものを救うため、この世に現れると信じられる未来仏「弥勒菩薩・みろくぼさつ」の化身とも云われます。　　　　平成20年　原町田・七福会

	市立図書館の信号から横浜線を跨ぐ陸橋(原町田橋)を越えると右手に宗保院が見えてくる。宗保院曹洞宗の寺院。天正元年(1573)吸江悲和尚により開山。山号は金森山。当初山門は勝楽寺斜め前にあり、原町田橋を渡る道路が参道として本堂まで続いていたという。
宗保院

	宗保院は由緒ある大きな寺院だ。山門も仁王像も立派で迫力がある。布袋尊は山門の手前右側、白壁の前に祀られている。
山門		仁王像



恵比寿神
	恵比寿(えびす) 商業・漁業・海上の守護神で、夷・戎・蛭子・恵比寿とも記され、伊邪那岐命(いざなぎのみこと) ・伊邪那美命(いざなみのみこと)の第三子に因り「夷三郎」とも云います。

	町田天満宮原町田橋の信号から横浜線に沿う道を東に進む。道路が右に折れる突き当たりに歩道橋があり、橋を越えると町田天満宮の境内。
町田天満宮

	境内は参拝する人の列ができていた。ポール利用のボクは人波から少し離れて参拝。以下境内にあった由緒からの引用 (こげ茶色の掲示板に光を反射する黒文字で書かれているため読み取れない個所もある。後日改めて訪れ読み取った) 町田天満宮　当神社は文教の祖神菅原道真公を主祭神とし、日枝社・飯綱社を併せて奉斎し、天正年間この地に鎮座、町田三天神の内の一社で、本町田菅原神社、南大谷天神社と共に古くから崇敬されてまいりました。主祭神菅原道真公は、承和十二年京都に産まれ、菅家廊下と云われる儒学の家として幼少より勉学に努め、宇多天皇、醍醐天皇に信任を得て、右大臣に任命されました。しかし左大臣藤原時平の讒言により、昌泰四年太宰権帥に左遷され九州太宰府に下向、配所にあっては天を怨まず人を咎めずひらすらに皇室の安泰を祈念され、延暦三年二月二十五日、御歳五十九歳で斃去されました。　このころに不遇な文人政治家であった菅原道真公が生涯を通じて示した至誠の道は、文学者としての才能と共に後の人々に認められ、天神信仰が全国に流布し崇敬されております。　併祭神大山咋命は大津市坂本の日吉神社を総本社として、近くは赤坂日枝神社があり、俗に山王様と呼ばれて　併祭神宇加能御魂神は五穀の神として飯綱様と呼ばれ、長野県飯綱山に本社があります。恵比寿神は、本殿の手前右手に祀られている。
本殿

八幡宮由緒

	境内には町田天満宮の他にいくつかのお社(やしろ)がある。境内社祭神及び由緒大物主神((おおものぬしのかみ)金比羅宮) 　　福徳の神、また海上交通守護の神。本社は香川県仲多度郡琴平町にあり金比羅祭りで有名である。素盞鳴尊((すさのおのみこと)八雲社）　　伊邪那岐命・伊邪那美命の御子で、天照大神・月讀命と共に三貴子と称される農耕の守護神、また疫病除の　　神として崇敬される。　　氷川神社(埼玉県大宮市)氷川社　　熊野神社(島根県八雲市) 　　八坂神社(京都市左京区)祇園社　　津島神社(高知県津島)天王社　　等にまつられている。恵比寿神(西の宮) 　　七福神の一神。大黒神と共に財福をもたらす神として崇敬されている。現在恵比寿信仰の基となっている　　西宮の恵比寿は、もと広田神社の末社(蛭子の神)であったが、後に古代神話とのつながりから、　　海を渡って来る恵比寿神と昼子の神が融合して、大変盛んな商業の信仰となっている。聖徳太子　　本名を厩戸皇子(うまやどのおうじ)と申し上げ、用明天皇皇太子。摂政として、その深い学殖・優れた( 　　見識に基づいて政治を推進し、日本文化の飛躍的発展に尽くした。政治の基調に仏教を採り入れ、　　その内にある平和の理念と、学問・芸術の粋を国政に生かした。冠位十二階を定め、十七条憲法を　　制定する等、日本国家存立の基本的な施策を執行し、法隆寺その他多数の寺院の建立等を通じて、　　日本建築の興隆進歩は画期的なものがあった。建築関係者の崇拝する由縁である。
境内社


出世稲荷

	神楽殿に置かれている二つの神輿も見事だ。町田天満宮神輿　　毎年九月下旬に例大祭が行われ、例大祭翌日の神幸祭(しんこうさい)において神輿が町内を　　渡御(とぎょ)いたします。右の神輿　　江戸中期に造られたものと伝えられております。屋根と胴、台座のバランスから江戸期の様式を　　よく伝えているうえに、柱廻りの塗りに螺鈿細工を施したたいへん美しい神輿です。　　天保十三年の修理の棟札が現存しているので、約百八十年経ていることがわかります。　　幾度かの修理を重ね大祭に渡御して参りました。左の神輿　　平成五年作。江戸期の様式と同じ神輿を氏子崇敬者の奉賛により新調し、現在の大祭に氏子町内を　　渡御いたします。
神輿の装飾

毎月1日には境内で骨董市が開かれている。



寿老人
	寿老人(じゅろうじん) 不老長寿の神。中国・宋の元祐年間(1086～1091)の人手、老子(ろうし)の化身と云われます。最初はインドの女神「吉祥天(きっしょうてん)」で、中国における想像上の動物「猩々(しょうじょう)」が祀られた時もあると伝えられます。　　　　　　　　　　昭和20年　原町田・七福会


	天満宮境内の鳥居から続く階段を上る。参宮橋を渡れば横浜線を越えて原町田駅前通りに出ることができる。図書館前の信号を右折、通りを進むと高い仏塔がひときわ目を引く。そこが寿老人がある勝楽寺。
勝楽寺と無量寿の塔(納骨堂)

	勝楽寺(三寶山　紹隆院　勝楽寺) 天正元年（1573）開山源蓮社光誉上人、開基三橋新右衛門八王子の極楽寺の末寺としてこの地に創建された。平成20年(2008)、都道（都市計画道路）開通工事の着工のため山門を除き全てが新設あるいは改築・改修される。詳しい紹介はこちら⇒勝楽寺の紹介(ホームページ)
勝楽寺山門


本堂	地下ホール	境内

歴史あるある古刹というより近代的な集会施設という印象。 2000年代に改築・改修されただけに全施設がバリアフリー。境内やホールはイベント会場として地域に開放しているという。地域社会の中で寺院が果たす役割を示唆しているように思えた。



毘沙門天
	毘沙門天(びしゃもんてん) 　福寿増長の神。仏教守護神四天王の一人で、常に仏の道を護り説法を聞く故に「多聞天(たもんてん)」とも云われます。また ”戦いの神” として武将にも崇敬されました。　　　　平成20年　原町田・七福会


	原町田中央通りに戻り、毘沙門天が祀られている浄運寺に向う。浄運寺は中央通が原町田大通りに交差する手前にある。門が中央通りから引っ込んでいるので入口が分かりにくい。ボクも一度通り過ぎ、Mapを見なおして引き返した。毘沙門天は「法要山」と刻まれた石門の脇に祀られている。
浄運寺石柱門

	浄運寺日蓮宗の寺院。山号を法要山と号す。天正5年(1577年)本正院日明によって開山、矢部淡路(法善院日証)が開基。中央通りの賑わいや喧騒と打ってかわる落ち着いたたたずまいの境内だ。昭和大鬼(棟の端に取り付けられる鬼瓦)の大きさが目を引く。
浄院寺本堂		昭和大鬼


日蓮上人象	妙見堂	稲荷大明神

浄運寺も歴史ある寺院である。境内に建つ碑や墓碑の一つひとつを読んでいくと時間を忘れる程興味深い。

	夜盗塚　これは武藤家が名主の時のはなしである。　　ある日、武士の一隊が武藤家を訪ね、御用長持ちを預かってくれるよう申し入れ、家の中に置いて立ち去った。その夜半頃、下女が勝手にいた時、長持ちの蓋がギギーッと持ち上がった。下女が主人にこのことをはなすと、大石を運ばせ、長持ちの上に置かせたので、隠れていた武士はなすこともなく、翌日、むなしく長持ちは運び出された。しかし武藤家では、いつか必ず復習に来ると思い、警備を厳重にしていた。、はたして数日の後に、五、六名の武士がのりこんできて主人に面会を求め、いかめしい様子で金子の借用を申し入れた・・・・ものかげで待ちかまえていた家人や村役人、剣術指南の侍が、槍、刀を振るって突き入った。　野党たちも大いに防ぎ戦ったが、逃げ出した。ところが路地や家の角は、大石をゆわえつけた梯子でふさがれていた。そこへ竹槍を持った村人達も駆けつけ、戦いに加わった。　戦いはしばらく続いたが、野党たちは枕を並べ倒されてしまった。野盗塚(武藤塚ともいう)は、この武士たちの亡骸を弔い、津かを築いて供養したものであるという。この塚は伊仙は中町一丁目（旧町田警察署のあったところ）にあった。　　　　　　(町田の民話と伝承第一集・町田市文化財保護審議会編から)　　　　一九九八年三月　　町田市教育委員会
武藤塚(野盗塚ともいう)

	長岡織部の墓　長岡織部(明治十七年四月四日没行年八十四才)は、多摩村住人、神道無念流の剣士として記録あり、弟子に新撰組隊士「野口健之助」をはじめ、幕末から明治初期にかけ原町田の剣士として多くの人に剣術を指南、その弟子一〇〇人以上と伝えられている。この墓は、多くの門人たちにより明治二十四年二月建立され、今日に至っている。
長岡織部の墓

	*大須賀　明の墓* 　明治二十年代、三多摩壮士により自由民権運動の政治活動が展開された頃、政党の対立から、鶴川村の壮士十余名により大蔵(鶴川村)の医師、大須賀　明は襲撃され斃された。大須賀医院は明治の始め、原町田四丁目で開業していたこともあり、尊敬する有志一同により墓が建てられた。世にこの事件を大須賀医師事件といわれ、明治中期の地方政争が偲ばれる。
大須賀　明の墓



大黒天
	大黒天(だいこくてん) 　五穀豊穣の神。密教では大自在天の化身で、インドの民族宗教では”シバ神”異名で万物創造の最高神と云われます。　中国に伝えられてから漢訳し”大黒天”となりましたが、日本では神代・出雲国の主神「大国主命（おおくにぬしのみこと）」と習合し、民間信仰に浸透して「恵比寿神」と共に祀られます。　　　　　平成20年　原町田・七福会


	原町田中央通が小田急線と交差する手前、小田急町田駅東口にカリヨン広場がある。カリヨン広場は町田のシンボルであり、待ち合わせなど多くの人が集まる。大黒天はこの広場の一角に祀られている。
カリヨン広場

	絹の道　説明板から引用絹の道　黒船到来により永い鎖国が開かれ　安政六年(1859)に横浜が開港されると　日本から欧米諸国の輸出品の花形になった”生糸”は　主産地である長野・山梨や八王子から　町田を通って横浜へ運搬されました。　新編武蔵風土記稿に”神奈川道”と記された原町田中央通りは　東西文化の交流を果たした中国の長安から地中海に至る古代シルク・ロードのように日本のシルク・ロードになりました。　そして原町田は　商業地形成の原点となった「二・六の市」を主軸として　生糸をはじめ諸物資の集散地となり繁栄の基礎が築かれ今日に至りました。　この碑は歴史と伝統を受け継ぐ　原町田商人の証として　原町田誕生四百年を記念し　一番街商店会が建立しました。　　　　　昭和五十八年十二月吉日
左側面：此方よこはま、右側面：此方はちおヽじ



弁財天
	弁財天(べんざいてん) 　芸術財福の神。元来は「河川」を神格化したもので、音楽・弁舌・福智・延寿・徐災・戦勝の女神として「弁財天」と記され、インドでは「吉祥天(きっしょうてん)｣と共に最も崇拝される女神でした。　後世になり「吉祥天」と混同し「弁財天」と記され、弁才を有して琵琶を奏でて仏徳を流布し、寿命増益・怨敵退散・財宝満足などの諸利益があると云われています。　　　　　平成20　原町田・七福会


	弁財天の祀られている母智丘神社は少し離れているが、その先の芹ヶ谷公園には何度も行ったことがある。銀行の角から二番街、健康福祉会館方向に歩く。歩道がない上それほど広くないのに人も車もけっこう多い。右に公園を過ぎ町田街道の信号を渡ると道幅はもっと狭くなり東京都水道局原町田浄水場に突き当たる。突き当たりのすぐ手前、左手に母智丘神社の鳥居と参道がある。
母智丘神社参道

	母智丘神社説明板からの引用所在地　・町田市原町田五丁目十二番地十一号御祭神　・豊受姫　大神　大歳大神由　緒　・大正八年三月日向国北諸県郡庄内町地内（現・都城市）石嶺山山頂に遷座せる母智丘大神の御神徳を感　　得せし黒木昇、黒木ハナの両人御分霊勧請し自宅に奉斎せしが家屋鳴動し畏懼の念に堪えず　　社殿を創建し奉鎮座した。社殿の老朽化により昭和六十年十月社殿の造営がおこなわれ、夜陰遷　　座祭同年十一月九日奉祝祭を執行した。伊勢外宮の神明造に擬して設計施工せられた。従って大　　祭式は現在庭上での祭典となって居る。祭　典　・歳旦祭1/1日　左義長(俗に云う幸の神)1/15日　祈年祭2/17日　　例大祭4/23日(同日を中心とした一番近い日曜)　大祓(夏越の祓) 　　6/30　大祓(大晦日の祓)12/30日　七五三祈願祭(11/1～11/30) 　　新嘗祭11/23　除夜祭12/31　月例祭毎月23日その他　・地鎮祭　上棟祭　交通安全祈願　商売繁盛祈願　安産祈願　清祓　厄除祈願　学業成就祈願　各種祈願祭祭　神　・豊受姫大神(伊勢外宮と同一祭神) 　　大歳神(須佐之男命と大山津見神の娘大市比売との間に御生まれになった神）　　共に農耕の神であり商売繁盛　子孫繁栄　安産　の神として崇敬されている。行事がこんなにたくさんあるなんて、神様も大変だ。
母智丘神社社殿

境内



	もう12時を過ぎていた。同じ道を小田急町田駅方向に引き返す。東口から地下改札口に降りようとしたとき、入口に小さな神社のあることに気が付いた。「町田稲荷」。今まで何度も利用している駅なのに気が付いたのは今日が初めて。目立たなくても、神様はいる所にはちゃんといるんだね…。
町田稲荷

	地下…というか1階改札口前を過ぎ西友の脇を通って境川を越える。行幸道路に出たら大野駅に向かって歩くだけ。家に着いた時13時10分、総歩数13,544歩。「町田七福神めぐり｣。最初に掲げた今年の目標は叶うだろうか。神様に願うだけではなく、実際の行動を通して実現させたいと思う。
境川を渡れば相模原市内



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