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| 左 せんげんみち(金翅･寛政3年) | 左 ひなた 右 いヽ山(順礼峠入口･文政1 年） | せんげんみち いゝ山 (六夜祭の行われる地区･天保元年) |
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※道標の位置は変わることもある。 例えば上段真ん中の写真は、周辺の石造物を一か所に まとめたもののように思える。 右上の写真は地元の人の話によると、道路付け替え工事 で移動し、方向を確認しないまま設置したとのことだった。 |
| せんげんみち(広沢寺温泉入口･享和 年) | 右 せんげんみち(鐘ヶ嶽分岐・ 年) | |
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鐘ヶ嶽(標高561m)の名は古くから知られ、 浅間山(せんげんさん）とも呼ばれていた。 昔、竜宮から上げた鐘をこの山に収めた という伝説や、戦国時代に上杉定正の居 城となった七沢城への合図のために鐘が 置かれたと言われている。 (厚木市産業振興部観光資源課 説明看板より) 参道には、江戸時代に作られた石造物が 28丁目まで続く。 |
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| 鐘ヶ嶽だ | 鐘ヶ嶽表参道 | |
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| 一丁目・山高丸照講(文久4年) | 二丁目・千手観音 | 三丁目・虚空蔵菩薩 |
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| 四丁目・文殊菩薩 | 五丁目・普賢菩薩 | 六丁目・勢至菩薩 |
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2011年5月半ば、7丁目､8丁目､9丁目､そして 15丁目の石仏が無くなった。 今、こうして元通りに見ることができるのは、 復活・修復のためにあちこち奔走された wata@厚木さんや浅間神社氏子さんたちの 尽力のおかげである。 （関連HP「消えた石仏」、「鐘ヶ嶽7丁目」他） ←写真にカーソルを合わせると2012/01/27の大日如来像 |
| 七丁目・大日如来 | 七丁目・見事に修復された | |
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| ちょっと寄り道・山の神 | 八丁目・不動尊 | 九丁目・八万大菩薩 |
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| 十丁目・丸福講(文久４年) | 拾一丁目・丸長講(文久４年) | 拾二丁目・山元一丸照講(不明) |
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| 拾三丁目・山高丸照講(文久４年) | 上杉公内室墓道 | ちょっと寄り道 上杉公内室之墓(中央・延徳3年) |
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| 拾四丁目・朝日高講(元治元年) | 拾五丁目 勢至菩薩(嘉永２年)と山高丸照(文久4年) | 拾六丁目・山元一丸照講(文久４年) |
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17丁目の裏側(南面)に広がる緩い斜面で、 9世紀末の瓦や須恵器が発見された。 1200年もの昔、修行拠点としての山岳寺院 があったと考えられている。 謎の古代寺院「鐘ヶ嶽廃寺」跡と呼ばれ、 今でも土師器や須恵器が見つかる。 |
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| 拾七丁目・丸川上講(文久4年) | 廃寺跡 | |
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18丁目付近、東側が開け 相模・横浜・東京方面まで一望できる。 1200年もの昔、この方角に相模国分寺の 大伽藍があった。 古代寺院「鐘ヶ嶽廃寺」で学ぶ僧たちが、 相模国分寺七重の塔とその頂に輝く水煙を 目の当たりにしながら修行する姿･･を想像 するのは楽しい。 |
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| 十八丁目・不明(不明) | 1200年前の修行僧も同じ風景を見たのだろうか | |
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19丁目の先、一段高い岩の上に石仏が祀ら れている。 東方向を向くそのお顔は方形だが、正面に 回れば和やかでどこかほっこりしている。 こうした造形は信州・高遠石工の特徴だと 言われている。 ･･やはり昔、この石仏の前で月待ちの講を した人たちのいたかもしれない･･ことを想像 するのは楽しい。 |
| 十九丁目・丸泉講(文久 年) | どこかほっこりするお顔だね | |
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尾根を回り込むと休憩所がある。 小さなベンチもあり、西山～白山・巡礼峠、 その先に都心・筑波山まで･･。素晴らしい この付近、タマネギ構造の石も多い。 |
| 二拾丁目・丸泉講(文久4年) | ||
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大きな岩が積み重なり大山山頂が見える。 近くの岩に 「小御岳･石尊寺･大権現 大天狗 小天狗」の碑。 石尊は大山阿夫利神社本殿のこと。 ここは大山遥拝の地でもあった。 |
| 廿一丁目・山高丸照講(文久4年) | 廿二丁目・山高丸照講(文久4年) | |
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| 小御岳･石尊寺・大権現 大天狗 小天狗の碑 | 大山遥拝場所でもある | 廿三丁目・山高丸照講(文久4年) |
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| 24丁目に残るのは土台だけ･･ | ちょっと寄り道（石を切り出した跡） | セリ矢の跡がわかるかな･･ |
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| 廿五丁目・山高丸照講(文久4年) | 弾痕の跡が生々しい | 廿六丁目・山高丸照講(文久4年) |
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| 石段を登ると･･ | 鳥居の土台か･･ | 廿七丁目・山高丸照講(文久4年) |
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| 長～い石段を登ると･･ | 廿八丁目・山高丸照講(文久4年) | 丁杭供養塔(慶応2年) |
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| 石畳は仁王門の跡か･･ | 大岩の脇に 大天狗碑と･･ | 千日※向仏(元禄７年） |
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禅法寺は浅間社の別当寺だった。 ※別当寺：神社の境内に建立され、供僧が祭祀・読経・ 加持祈祷をする一方、神社の管理経営を行う寺 以下、浅間社と禅法寺の関係は･･ 「新編相模国風土記稿」巻之五十八 (村里部 愛甲郡巻之五) より引用 |
| 禅法寺跡地には･･ | 礎石が残る | |
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| 三つ巴＝神社が、カーソルを載せると 卍＝寺 | 鳥居の先、石段を登れば･･ | 浅間神社 |
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浅間神社の右手(東側)直下が禅法寺跡。 禅法寺跡地に植林されていた杉木立は伐採 され、東京・横浜方面の展望が素晴らしい。 空気の澄む冬だったら、スカイツリーはもちろ ん、遠く筑波山まで見ることができる。 |
| 彫刻が見事 | 眺めも見事 | |
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| 鐘ヶ嶽山頂 | 不動(明治15年) | 間違いさがし |
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山頂から北に向かう。植林から自然林に変 わる頃、東に伸びる厚木-清川村の境界尾 根に乗る。 鹿柵沿いに急斜面を5分ほど下ると ”左 せんげんみち”の道標が見えてくる。 但し道標どおり左に進むと、 今ではとんでもないヤブと崖のトラバースに なる。 |
| 北尾根をしばらく下り | 東に延びる枝尾根に入ると･･ | |
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| 石柱が見える | 左 せんげんみち(文政2年) | 鹿柵の間を下ると･･ |
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境界尾根を鹿柵に沿って下る。 小さなピークの手前、立ち木の脇に２体の 山の神が並ぶ。 今は滅多に使われない参拝路、杉葉などに 埋もれていることが多い。 ここを通るとき、いつも掃除をしているのだが、 次に掃除をするのはどなただろう･･? |
| 山の神 | きれいになった | |
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| もう一体の山の神 | きれいになった | 立ち木を挟んで山の神がならぶ |
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| 気分よく下ると･･ | 奥半谷林道 | 七久保林道に･･ |
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| タマネギ状風化構造が･･ | 累々と･･ | 露頭をみせている |
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| 前半谷線へ | 電柵ゲートをくぐり | ボクのバイクだ |
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