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9月20日、中秋の名月だった19日の翌早朝。 山の端に沈もうとしている月がきれいだった。文字通り満月、真ん丸な月。 中秋の名月は満月と思われているが、実際には幾分欠けている月の方が多く、 一昨年、昨年、今年と続いた満月は偶然だそうだ。 次に満月となるのは8年後の2021年。 昨日の新聞にそんな記事があったのを読んでいたので 今朝の真ん丸な月がひときわ愛おしく思えた。 さて、独り言に”台風一過の青空がしばらく続いてほしい･･”と書いた。 刻々と明るさを増していく青い空に、その願い今日こそ叶うと思う･･。 |
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| 真ん丸な月(カーソルをのせると拡大) | ||
午後から用があるため、久しぶりに50ccバイクを走らせた。家から広沢寺の駐車場まで約22km。 風を切って走る感覚がとても良かったけれど、途中渋滞に巻き込まれ1時間10分もかかった。 駐車場で「さがみの会」山田さんと合流、渋滞で少し遅れるというKomさんより先に弁天岩に向かう。 |
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9時少し過ぎ、 弁天岩では単独の登攀者が右手ハング気味のルートで練習していた。 でも他のルートにはまだ誰もいなかった。 まずいつもの右手、比較的やさしいルートで基本の基から教えてもらう。 |
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| 弁天岩、いつものルート | ||
| トップロープで･･ | ||
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山田さん(リード) メインロープをビレイループの通っている二つの穴を通してエイトノットで結ぶ。 さらに余った端末をフィッシャーマンノットで末端処理をする。 中間支点にクイックドローをセットしながら登る。 終了点に着いたらまずセルフビレイをとり、下降支点を作る。 ｓ−ｏｋ(フォロー) 登ってよし！ の合図でクイックドローを回収しながら登る。 終了点に着いたらまずセルフビレイをとり、懸垂下降の準備をする。 トップロープがセットされた後、登攀とクライムダウン(※)を何回か繰り返す。 今までは大きなホールドやスタンスを選びながら登っていた。 今回は中間支点の左側を直登、右側を直登･･と目標を決めて登った。 よくみれば細かいホールドもスタンスもあり、結構安定して立てることを知った。 クライムダウン 手を低い位置に移動、腰を下げ、安定した姿勢で足を下に移動･･。 チャレンジできるのは、ロープで確保されているからこそ！ |
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| ハーネスにメインロープを着ける | ||
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| 懸垂下降用の支点 | ||
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練習を何回か繰り返している時「こんにちは･･」と挨拶する人がいた。 Komさんだった。初対面。でも活躍の様子は山田さんから聞いている。 Komさんの体慣らし(足慣らし?)が終わった後、3人での登攀練習に移った。 |
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| トップロープで登るKomさん | ||
| トップ−セカンド−ラスト 役割を分担して･･ | ||
トップ：中間支点にクイックドローをセットしながら登る 終了点でまずセルフビレイをとり、確保支点を作る セカンドのビレイ セカンド：トップのビレイ クイックドローのゲートを通過しながら登る (終了点でセルフビレイをとり、ラストのビレイ) ラスト：クイックドローを回収しながら登る (終了点でセルフビレイをとり、懸垂下降の準備) |
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| トップ | ビレイとシステム | ラスト |
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確保支点で行う作業について、1回目は全て山田さんが行ってくれた。 その説明を聞き理解した上で、 ボクらは2回目、3回目･･の登攀にチャレンジした。 クイックドローの掛け替え(通過)は先日「特訓！」したこともあり 以前よりずーっとスムースに登ることができた。 |
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| ビレイするKomさん | ||
| こんなことも･･ | ||
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←仮固定： 懸垂下降の途中で一時的に停止し 両手を使って作業できるようにする。 シャント：→ 登高器。 荷重がかかるとロックする。 |
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| もう12時に近かった。 14時までに行かなければならない用事がある。 時計を見て 「ｓ−ｏｋさんそろそろ時間だね。私たちもお昼にしよう」 と声をかけてくれた山田さんに 「ありがとうございました。少しずつ自信がついてきました！」 お礼を言って弁天岩を後にした。 |
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良い天気で単独や講習会などいくつかのグループが岩に取りついていた。 その中の一人を見るとアイゼンを着けて登っていた。 暑かった夏が過ぎ、もう冬期登攀の訓練を始める季節になっていたのだった。 |
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| アイゼン装着(カーソルをのせる･･) | ||
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