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| 良い天気だった。 しかしニュースでは「上空に寒気が入り大気不安定、関東南部では午後に雷雨も…。」と予報していた。 出かけるなら午前中だな。今日のリハビリ歩行は最近歩く機会の多い「緑道緑地・木もれびの森」にした。 手元に”小田急沿線自然ふれあい歩道「相模大野駅コース」”のチラシがある。そのチラシには次のように紹介されている。 小田急沿線自然ふれあい歩道とは、小田急沿線に点在する身近な自然や文化財などを将介する環境活動の一つです。コースは全70コース。 各コースの最寄駅でチラシを配布しています。 相模大野駅コース 相模原台地上の平坦地に広がる木もれびの森の中と歩き、モの心地よさと十分味わうことができるコースです。 |
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9時、朝食の片付けを終えて家を出た。 共有廊下から見る丹沢はうらうらとした陽気の中にかすんでいた。 先日満開だったサクラも、今は青々とした葉ザクラに変っていた。 今日からもう5月だ。 「トシをとると時間の流れを速く感じる」と言われるがその言葉を実感している。 手術後のめまいやふらつきも残るが、気持ちだけでも前向きに若々しさを保とうと思う。 |
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| かすむ 丹沢 | ||
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| 相模緑道緑地 ”緑道緑地は、相模川の水を引き込んだ畑地かんがい用水路の跡地を利用し1975年ごろから地域住民の生活の道として整備されたもので、 四季折々のさまざまな樹木や草花が植えられています。” (チラシより) |
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| 豊町・栄町地区 | ||
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南保健福祉センター入口の信号で 行幸道路を渡り東京ガスの少し先から 緑道緑地に入る。 緑道の脇にはさまざまな樹木や草花が 植えられている。 今の季節、沿道の花々に心安らぐ。 |
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| 緑道緑地 | 今の季節 花が美しい | |
| 御園地区 | ||
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御園二丁目の信号は変則五差路。 スクランブル交差点で、 信号が青に変わると同時に 歩行者・自転車が一斉に動き出す。 緑道緑地の脇に車道がある。 一車線だが行き交う車がけっこう多い。 車道と緑道はトウカエデ並木と植栽帯で 分離されているけれど つい脇の車を見てしまう。 |
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| 変則五差路の先に緑道が続く | 隣は車道 | |
| 東大沼地区 | ||
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東大沼地区で再び住宅街に入る。 遊具や石のベンチがあったりで 気持ちが落ち着く。 緑道沿いの緑も多いように思う。 大沼地下道をくぐると… |
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| 落ち着いた雰囲気 | 大沼地下道 | |
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←キレイな花桃並木が好きだった。 なのに今年、 伐られすぎた桃並木が哀しい。 |
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| 花桃並木(2015/04/06) | 今年は…(2017/05/01) | |
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住宅地から畑地へと 周辺の風景が変わる。 冬、空気の住む季節なら畑地の先に 稜線を白く染める丹沢山塊が見える。 もちろん満開のツツジ越しに霞む 丹沢山塊も春らしくてステキな風景だ。 休憩所の先に森が見えてきた。 木もれびの森 (麻溝台･西大沼地区)の入口だ。 |
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| 満開のツツジとかすむ丹沢山塊 | 休憩所とこもれびの森 | |
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| 木もれびの森 ”木もれびの森は、豊かな自然環境の有効活用を目的として、土地所有者の協力により「近郊緑地特別保全地区」として指定され、保全されています。 「かながわの美林50選」にも選定されています。” (チラシより) |
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森に入ると木陰が日差しがさえぎり空気がヒンヤリ感じられる。 緑道は森簿中をゆるくカーブしながら伸びていく。 散歩・ジョギング・サイクリング…。いろいろな人がいろいろなやり方で楽しんでいる。 |
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| こもれびの森(麻溝台･西大沼地区) | ||
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木もれびの森入口の信号で県道都道52号線(相模原町田線)を越える。 まっすぐ進むのは木もれび通り。緑道は相模ゴルフ場の脇に通りに沿って続く。 |
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| 直進し、こもれび通りへ | ||
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木もれび通りに向って右側・オルガノ開発センター側の歩道を100mほど進むと…。 「木もれびの森」の看板が見えてくる。木もれびの森(大野台・西大沼地区)入口だ。 |
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| 木もれびの森(大野台・西大沼地区)入口 | ||
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散策路は車道を離れ、 森の中に伸びている。 足裏に感じる土の感触が心地良い。 東西を3本の市道が横切っている。 1本目を越えると…。 イヌシデ広場。 自転車が何台も止めてあったが 人の姿は見えなかった。 |
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| 森の中の散歩道 | イヌシデ広場 | |
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2本目の市道を過ぎると…。コブシ広場。 森の中に散策路が縦横に伸びている。 散策を楽しむ個人やグループも多いけれど ほとんど気にならないのは森が広いからだ。 |
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| コブシ広場 | 散歩道は続く | |
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3本目の市道(淵野辺大沼線)は幅が少し広い。行き交う車も今までより多い。 左右を確かめようと首を振った時…。クラッとめまいがして足元がふらついた。 眼球の急速な移動に体が反応できないのだ。杖を持つ手に思わず力が入った。 |
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| 市道を横切る | ||
| 市道を越えて更に歩道を進む。「思索の森」や「森の中道」･「学びの小径」など散策路のネーミングが楽しい。 所々に万葉集を記した看板が建てられている。1本1本読みながら歩くことも楽しい。 |
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| 散策路のネーミング | やどにある 桜の花は今もかも 松風速み 地に散るらむ 厚王見 |
桜花 時は過ぎねど 見る人の 恋の盛りと 今し散るらむ 作者不明 |
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林が途切れ周囲がフッと開けた。中央広場だ。 この一画にあるシダレザクラ。 今はすっかり葉ザクラに変っているこの樹を、3年連続・4月12日に見ている。 |
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| 中央広場にある枝垂桜 | ||
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| 今年(2017/04/12) | 去年(2016/04/12) | 一昨年(2015/04/12) |
| 2014年12月末、”春まで持つかどうか…”、 余命宣告されてなお生き続け、同じ日に同じ風景を見ているって凄いことではないか！ 来年も同じ日にこのシダレザクラを見る事が出来るだろうか。 見たいと強く思う！ |
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| 大沼神社−慰霊塔−相模大野中央公園へ | ||
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