小田急沿線　自然ふれあい歩道 栗原駅〜五月台駅コース 2019年12月11日（水）

小田急沿線に点在する身近な自然や文化財などを訪ね歩くシリーズ。 今回は少し足を延ばし小田急多摩線栗原駅を起点とした。 参考マップ：小田急沿線自然ふれあい歩道＜栗原駅〜五月台駅コース＞には次のように紹介されている。 ”尾根沿いの緑地や農耕地が広がる 　昔ながらの里山の景観が楽しめるコースです。 周辺を見ると、平尾の十三塚や入定塚、古沢青面金剛庚申塔など史跡も多そう。 尾根沿い雑木林の紅葉が楽しみ。山間の集落に点在する史跡との出会いも楽しみ。
	トラブルがあり電車は大分遅れていた。 新百合ヶ丘で多摩線ホームへの乗り換えを間違えてここでも1本逃した。 あれこれあって栗原駅に降りたときもう11時を過ぎていた。 初めて降りる駅、地図でこれから進むルートを確認、歩き始めた時11時15分。
栗原駅
	駅前の広場から「栗原駅北側の信号」を北東方向に向かう。 交差点（四つ角）を過ぎると道はゆるい上りに変わり右にカーブしていく。 その先に白鳥トンネルが見えてくる。
白鳥トンネル
トンネルのすぐ先で左折、カク・カクとクランク状の道なりに進む。 雑木の紅葉が美しい。ゆるく上って尾根に出る。
クランク状の…	道なりに進んで…	尾根に出る
	柵の左は平尾外周通り。 覆いかぶさる紅葉が美しい。 しかし見とれるわけにはいかない。 細い山道、足元に注意しながら。
細い道		黄葉
	右側の雑木が途切れ展望施設に出る。 光る屋根、送電鉄塔、霞む遠くの風景。 素晴らしい展望が広がっていた。
展望施設		光る屋根
	周囲の木々。 紅葉も黄葉も素晴らしい。
紅葉も		黄葉も
色　づ　く　木　々　を　愛　で　る
	素晴らしい展望、鮮やかに色づく木の葉、穏やかな陽だまり。 ゆったり流れる時間の下で読書するのは、最高に豊かな過ごし方だと思う。
本を読む
	展望を楽しみ、紅葉を楽しみ、ボクもずいぶん時間を過ごした。 読書する人の邪魔にならないようそっと展望施設の螺旋階段を下りた。
螺旋階段
階　段　や　坂　の　途　中　か　ら　見　上　げ　る　紅　葉　や　黄　葉
	足元に気を付けながら降りると広場に出る。 斜め正面に見える送電鉄塔を目標に左手の歩道に入る。 黄葉のトンネル。ゆるい坂。落ち葉に足を滑らせないように。
左の散策路へ
	先ほど斜め正面に見えた送電鉄塔の下まで来た。 鉄塔を見るとつい写真に撮るのはいつもの習慣。 下から見上げて紅葉と一緒にカシャッ！　 この鉄塔は「柿生線No12」 青空を背景にスックと建つ幾何学構造物を美しいと思う。
送電鉄塔・柿生線No12
	送電鉄塔から黄葉のトンネルを進む。 カサコソと落ち葉を踏む音も心地よい。
落ち葉を		踏みながら
	東屋の建つ展望施設が見えた。 落ち葉が積もり周りの雑草も伸びて ちょっと侘しいけれど展望は素晴らしい。
東屋		街並み
散策路や東屋・すぐ下の広場が五力田見晴らし公園。 遊具や水飲み場、ベンチもある静かな公園。 広場を囲む木々の紅葉を愛でながら一休みした。
五　力　田　見　晴　ら　し　公　園
公園の階段を降り、緩やかな坂を道なりに下っていく。 住宅地に入り右にカーブするころ、正面に調整池が見えてくる。 脇の階段を下る。車道に出た正面にこじんまりと白鳥小台公園。
緩い坂を下る	調整池	白鳥小台公園
公園前の車道を北へ。 この後旧診療所手前から急坂を上り、十三塚−入定塚公園−九郎明神社と歩く。 足跡についてこのページでは写真だけ。史跡探訪。後日改めて訪ね歩きたいと計画している。
旧診療所手前の急坂	竹林がおおいかぶさる	坂の上から振り返る
十三塚（説明碑）	入定塚公園	住宅地裏の尾根道
右手の雑木が切れると…	斜面に畑地	再び雑木の尾根へ
送電鉄塔柿生線No14	雰囲気の良い尾根道	Ｔ字分岐を右に下る
階段道を振り返る	かなり急	尾根への上り口(右奥の階段)
九郎明神社	馬頭観音	山間の畑地（正面の丘が十三塚方面）
	五月台駅近くの庚申堂・地蔵尊。 こんなところに？ 見過ごされてしまいそうにひっそりと。 脇の地蔵尊も一部が欠けるなど 風化も進んでいる。
ひっそりと…		庚申堂・地蔵尊
	五月台駅に向かう途中の十字路で振り返る。 山肌を彩る紅葉に胸が痛くなるような郷愁を感じた。 この記録を書いている日(2019.12.14)の新聞に 「今年の紅葉はどこも遅れ気味で 　平年より2週間ほどずれ込んでいる地域もある」 という記事があった。(朝日新聞コラム：天声人語)
”山　燃える”
	12月ももう半ば。けれど里山の紅葉はまだしばらく楽しむことができそう。
五月台駅
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