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電車を利用する外歩きは久しぶり。 秋分の日(休日)の午後、本厚木行き普通電車は空いていた。 座間駅・東口に降り、すぐ線路に沿って歩き始める。 県道42号線のわずか手前、 いつも通り過ぎていた「恵光寺」が気になっていたからだ。 |
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| 座間駅・東口 | ||
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恵光寺。 昭和59年創建、浄土真宗本願寺派。 駐車場一角の掲示板。張り紙がある。 ”人と人が 繋がりあっている社会 私自身を守ることが 家族や地域、社会を 守ることに繋がっています” 墓苑は建物の右側、急な段丘を上る。 |
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| 恵光寺 | 墓苑へ | |
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県道を越え、谷戸山公園西入り口に向かう。 すぐ右手に三峰神社に向かう参拝路（階段）。 参拝路の脇で県道の拡幅工事が行われている。 |
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| 三峰神社参拝路 | ||
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道路脇に3体の石造物が並んでいた。 右から馬頭観音、石仏、庚申塔。 庚申塔の礎石に「星野谷」 左側面「原町田 きそみち ふちう」 右側面「東京 横濱 あつぎ 大山」 …と刻まれている。 |
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| 石造物が並ぶ | ||
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| 谷戸山公園 | ||
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段丘に沿って右にカーブ。ゆるく下れば長屋門が見えてくる。 谷戸山公園西入り口だ。 谷戸山公園 四季折々の里山風景が楽しめ、過去何回か訪れている。 この地には、縄文時代からの人の暮らしが営まれ、 奈良時代には武蔵と相模を結ぶ古代東海道が通っていたという。 道祖神や庚申塔などの石造物が点在し、古の歴史を感じながら歩くのも楽しい。 |
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| 長屋門（西入り口） | ||
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長屋門をくぐると田んぼ。 田んぼの周りにたくさんの人陰…？ 思いのほか賑わっている？ いや、人陰に見えたのは 稲の穂を見守る案山子たちだった。 |
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| 田んぼの周りに… | ”実るほど 首を垂れる 稲穂かな” | |
| 稲を見守る案山子たち。 昔風の「一本足」ではない。今風の案山子は表情も服装もユニークだ。 |
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| 少年？ | お父さん？ | お母さん？ |
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そして… 里山体験館側の斜面や 田んぼの畔に咲く 彼岸花が見頃。 ”花は葉見ず 葉は花見ず” ・・・美しい花だけど、 同じ時期に 互いを見ることのできないことが ちょっと哀しさを誘う。 |
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| 水路脇 | 水路脇 | |
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| 斜面 | あぜ道 | あぜ道 |
| 湿性生態園から水鳥の池を経てわきみずの谷へ。 | ||
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| ザリガニ釣りは自由 | 水鳥の池 | わきみずの谷（野鳥観察ウォールから） |
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谷戸山公園の湧水地 以下、説明板から一部引用 地形と湧き水のしくみ 座間市内には、多くの湧水地(涸れているものもあります)があります。この遊水地は ほとんどが相模野台地が相模川と目久尻川によって浸食された段丘面に位置しています。 座間谷戸山公園部分は、座間丘陵として相模野台地につき出た形で手のひらを広げたような 複雑な地形を作っており、いくつかの湧水が確認されています。 |
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| 遊水地 | ||
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わきみずの谷からふれあい広場へ。 雑木の茂る斜面に沿い、ゆるいスロープの木道が続く。 階段は最初だけ。でも階段部分は車椅子での上り下りができない。 いっそ全部スロープにすればいいのに…と、フッと思う。 |
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| ふれあい広場へ | ||
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| ゆ る い ス ロ ー プ の 木 道 が 続 く | ||
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スロープを上って 右に進めばふれあい広場。 広場から パークセンター側に降り 谷戸山公園東入り口へ。 |
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| ふれあい広場 | パークセンターと東入口広場 | |
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すぐ前は「座間市役所北」の信号。 座間中学校前の信号まで進んで右折。 中学校のグランドを過ぎ、左にカーブしながら緩く下る。 左に「かにが沢公園」の入り口が見えてくる。 |
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| 谷戸山公園（東入り口） | ||
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| かにが沢公園 | ||
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例年開催される 「曼珠沙華鑑賞のつどい」 コロナ禍の今年は 中止になったようだ。 心なしか、 鑑賞する人も 花もまばらなような…。 |
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| かにが沢公園 | 彼岸花は… | |
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しかしそのことが かえって一つひとつの花を じっくり観察させる。 花びらの中心から 細く伸びるのは おしべとめしべ。 どんな仕組みが こんなにも繊細で複雑な 形を造るのだろう。 |
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| 赤い花 | 白い花 | |
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| こんなにも複雑で繊細な構造物。 彼岸花に本来から備わる自然の力を偉大で不思議に思う |
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谷間の広場を抜け斜面の上から振り返る。 ここはかつて深い谷で、沢には川蟹が群れていたという。 今は多目的広場−こども広場−中央広場−芝生広場…が続き 市民の憩の場となっている。 |
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| こども広場と巨大すべり台 | ||
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相武台南口商店会を抜けて相武台前駅南口へ。 | |
| 相武台前駅南口 | ||
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エレベーター前の広場に 「座間ふるさとマップ」があり「座間八景」が記されている。 ・つどいと散策の「畑灌桜」 ・夕映えといこいの広場「座間公園」 ・坂と緑のハーモニー「かにが沢公園」 ・湧水と歴史の街並「鈴鹿長宿」 ・水鳥と緑の里「谷戸山公園」 ・市庁舎からの「ときめきの眺望」 ・水のみなもと「芦沢公園」 ・風と光とやすらぎの「相模川」 |
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| ふるさとマップ(クリックで拡大) | ||
| そのほとんどを歩いた。 それぞれの行程や風景を今もはっきり思い出すことができる。 次はどこを歩こうかな。こんな風に地図を見ながら想像する時間が好きだ。 涼しくなるこれからの季節。気分スッキリ歩くためにもコロナ禍の収束を強く願っている。 |
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