こもれびの森



*************************************************** 子どもの頃、家の近くにアシにおおわれたため池があった。アシを踏んで通路とし、奥にちょっとした空間をつくる。その空間に桑の枝先で作った刀や風呂敷の頭巾・マント、「冒険王」や「少年」など”宝物”を隠せば、そこは自分だけの「秘密基地」だった。リハビリと健康維持を目的に時々訪れる「木もれびの森」。そこにそんな一画を見つけた。ただしその位置は、”秘密基地”だから詳しく書かない。 **************************************************

	こもれびの森とは（パンフレットから引用）（相模原市水みどり環境課）こもれびの森は、首都圏近郊に70haという広さで残された奇跡の森です。そして、人間が木々を植え手入れをしたり、畑などに利用していた場所を放置したりしててきた二次的な植生です。1973年に「相模原近郊緑地特別保全地区」に指定され、相模原市は市民共有のみどりの財産として将来に引き継いでいくために、植林の保全管理を行うとともに、人々が緑にふれ合う拠点として広く開放しています。
パンフレット（pdf）にリンク




キレイに整備された散策路	小さな広場	芝生の広がる中央緑地

	多くの人が訪れる一画から少し離れたあまり手入れのされていない路。草木に覆われた脇の踏み跡。その奥に…。
あまり手入れされていない路の…		更に脇の踏み跡

	こんなに開けた空間があるなんて誰が想像するだろう。その隅にシートを敷いてドッカと腰を下ろす。
小広い空間がある

	この日持っていったのは、現役の頃、何回か触ったことのあるソプラノリコーダー。呼吸機能（腹式呼吸）の改善につながる事を期待して…。美しい音を出すことも、#や♭のある曲も吹けない下手ッピー。でも人に聴いてもらうわけではない。挑戦し何か出来るようになっていく過程を楽しみたいだけ。小学校の音楽教科書に出ているような曲を小1時間ほど。その間、この小さな空き地に来た人は1人だけだった。
森の中で練習

	木々の影が長くなってきた。帰路、大沼神社と慰霊塔にも立ち寄る。もう少し暖かくなったら、コロナが落ち着いたら…。また行こう！
大沼神社		慰霊塔



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