芹ヶ谷公園


春が近づくと暖かい日と寒い日が交互に現れます。天気予報によると今日(2015/03/05)は暖かさが勝る日。以前から歩きたいと思っていた「まちだフットパスガイドマップ」の一部、高ヶ坂遺跡から芹ヶ谷公園をウォーキングすることにしました。出発点は相模大野・我が家のある集合住宅。相模大野駅ステーションスクエアで水(ペットボトル)とお弁当を購入、行幸道路を町田に向かいます。

	JR横浜線の跨線橋をすぎて成瀬街道に入り坂を下り気味に進むと…。見えてきたのが「高ヶ坂遺跡」、縄文時代中期末の竪穴式住居跡です。
高ヶ坂遺跡を示す石柱

	保護用建物の中に住居跡があります。でもカギがかかっていて中に入ることができません。金網越しに写真だけ撮りました。周囲に石を立て円形に縁取りしてある中に川原石の敷き詰められている様子が見えました。
覆屋の中に…		竪穴式住居跡

	坂を下り車止めのある細い道を進むと右手に熊野神社。正面に回って写真に収めます。御祭神は　いざなぎの命、いざなみの命。つまり縁結びの神様です。
熊野神社

	脇を通って細い道に入ると小川に出ます。小川の脇から住宅と畑の間にある細い道を登り、途中から右手の小径を辿って原町田・市民の森に入ります。林の中で枝の剪定をしているおじさんが見えました。森は市民のボランティアによって守られているようです。枝分かれする小径をやや下り気味に版画美術館方向に進みます。
原町田・市民の森

	市民の森を抜け広い道路を右に下ると変則Ｔ字路に出ます。左奥に国際版画美術館が見えました。芹ヶ谷公園の入口です。国際版画美術館は大規模修繕のため６月30日まで休館中でした。芹ヶ谷公園は両脇に雑木林のある南北に細長い窪地の公園です。国際版画美術館の脇からせせらぎ(人造)に沿い雑木林の中を進むと…
左奥の建物は国際版画美術館


せせらぎに沿う雑木林を進むと…	虹と水の広場。夏だったらオブジェが回転しながら水を落としているのですが…。	多目的広場。とても広いです。ベンチに座ってお弁当を広げるファイミリーも見えます。

道路下のトンネルを抜けると左に冒険広場。ボク等は右手にある花壇脇のベンチに座りお弁当を広げました。
		崎陽軒「春のかながわ味わい弁当」。包み紙の裏に口上が書かれていました。 ”小田原産梅干に蒲鉾、横浜名物シウマイ、　三崎産のマグロ、三浦産芽ひじきと山菜…” ・・神奈川産づくしのお弁当です。おかずが豊富でおいしいけれどちと高い。
春季限定かながわ版弁当	その中身

	目線の先、日当たりのよい草むらにオオイヌノフグリが満開でした。もう春ですね｡｡。
オオイヌノフグリ

	時間をかけた食事の後、散策の続き。日本庭園風の大池。水遊びをしている二羽のカモが見えました。
大池

	芝生広場に向かいます。ケヤキはまだ葉を落としたままです。公園の一番奥には湿地や花木園があり、紅白の梅が満開でした。
葉を落としたままのケヤキ		満開の紅梅・白梅

	階段を登って公園の外に出ます。住宅街を町田駅方向に進むと…。左に神社が見えました。母智丘(もちお)神社です。御祭神は　豊受姫大御神(伊勢外宮と同一祭神) と大歳大御神(須佐之男命と大山津見神の娘太市比売との間に御生まれになった神) 共に農耕の神であり、商売繁盛、子孫繁栄、安産の神として崇敬されているそうです。
母智丘(もちお)神社

	境内には原町田七福神の一つ、弁財天がお祀りされています。「町田の文化財マップ(?)」を片手にカメラを構えた人が数人訪れていました。七福神巡りかな…？ボク等も正面・鳥居方向に進み改めて写真に撮りました。
弁財天		鳥居のある入口から

目的だった芹ヶ谷公園へのウォーキングは終わりました。人の賑わう商店街に入り、好日山荘でトレッキングポールを見たり東急や小田急のスポーツ用品売り場に立ち寄ったりしながら帰路につきました。相模大野(10:30)－町田－高ヶ坂遺跡－熊野神社－原町田市民の森－芹ヶ谷公園－母智丘神社－町田駅周辺デパート散策－相模大野(15:30)…。途中寄り道しながらの約5時間、16,332歩のウォーキングでした。少し疲れたけれど、体調の回復は順調です。



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