バスに乗って… 県立相模原公園・市立相模原麻溝公園 2017年12月14日(木)

サポートがあれば、電車やバスを利用してかなり遠くまで行けるようになってきた。 この頃は自力でも(一人で)公的交通機関の利用ができるようにと努めている。 めまいやふらつきも今は「個性」として割り切っている。 危険を避け、万一の場合は咄嗟に対処する、…そんな力が身に付けばいいかな…と。 結局は慣れることだろう。まずは一駅か二駅、1時間程度の範囲内。 経験を積み重ねることでそんな適応力を身に付けたいと思っている。
	9時55分発上溝行きのバスに乗るため少し早めに家を出た。 ポール歩行の現在、時間的にゆとりを持たせるために早め早めの行動を心がけてる。 バスターミナルは予想通り空いていた。 一つ前のバスが出てしまうとボクが列の先頭になった。 発車3分ほど前に上溝行が入って来たとき落ち着いてバスに乗り座ることができた。 定刻通りバスが発車した時、椅子席がほぼ埋まるほどのお客さんが乗っていた。
相模大野駅バスターミナル
若松小入口の信号から県道52号線に出たとたん、バスは渋滞にハマった。 少し進んでは止まり、また進んでは止まりの繰り返し。この道はいつでも混んでいるのだ！ そういえば…と思い出すことがある。まだ入院・リハビリ中だった2016年9月20日のこと。 その日はK大学病院眼科の受診日。東病院から本院へ向かうシャトルバスの予約もとってあった。 しかし当時車椅子利用だったボクに付き添うはずの妻は乗車時刻が近づいてもなかなか来ない。 朝からの雨でバスが渋滞していたのだ。ちっとも進まないことにイライラして足踏みまでしたという。 (東病院編：リハビリ3)
	予定より15分ほど遅れて10時26分大学病院。 しかし今日(2017/12/14)は急ぐ必要が全くない。 けれど進んでは止まりのバスに、妻のアセる気持ちが分かるような気がした。
K大学病院(バスの中から撮影)
神奈川県立相模原公園
	10時32分相模原公園。 まず管理事務所に寄り、それから みんなの花壇−きらめきの流れ− 芝生広場へと向った。
相模原公園前		公園入口
今の季節咲いている花は少ない。 葉を落とした木々、茶色の芝生、薄く氷の張った池…が寒々とした印象だった。
みんなの花壇	散策路	きらめきの流れ
	しかし陽の当たる広場は ポカポカと柔らかな温かさを感じさせる。 実際、シートを広げ その上で和んでいる 何組かのグループも見えた。
冬の日差しの…		降り注ぐ芝生広場
	ゆったりと拡がる芝生広場を横切り「希望の丘」に入る。 雑木林の下は落ち葉が厚く敷き詰められている。 芝生の柔らかな感触も足に優しいけれど、落ち葉を踏むサクサクした感触も心地良い。
希望の丘
	希望の丘・雑木林をぬけると真っ直ぐな舗装路に出る。 脇に何点かの彫刻が見える。
直線路の脇に…
distortion	みぐるみ	Connection
	噴水広場。 正面の4つの噴水池を軸とし、左右対称に配置されたメタセコイア並木と虹の花壇。 このような庭園形式をフランス式庭園という。
噴水広場
	振り返り 野外劇場のような大パーゴラを見る。 噴水池の奥に グリーンハウスとグリーンタワーを見る。
野外劇場のような大パーゴラ		シンメトリックなフランス庭園
	正面にモニュメントを見ながら そのまま進んでグリーウハウスに入る。 グリーンハウスは 熱帯植物園を除いて入館無料。 1階メインホール、 クリスマス向けの飾りつけがきれい。
正面にグリーンハウス		グリーンハウス1階ホール
2階展望室から見るフランス式庭園の眺望が素晴らしい。
噴水広場	噴水池とモニュメント「風景…緑の夢」	グリーンハウスを振り返る
相模原市立相模原麻溝公園
	リリちゃん橋を渡り 市立相模原麻溝公園に入る。 公園のシンボル 「グリーンタワー相模原(展望塔)」が ひときわ目立つ。 地上高38mの展望室まで エレベーターで一気に上がることができる。
グリーンタワー相模原		エレベーターで一気に
麻溝公園の標高がおよそ90mだから展望室は90+38で標高およそ128m。 この高さからの素晴らしい展望を無料で見れることが嬉しい。
東方向(相模大野・町田方面)
北方向(相模原公園・奥多摩方面)
西方向(女子美大・丹沢方面)
南方向(座間・相武台方面)
	展望を楽しんだら 横浜水道みちを 米軍相模原住宅手前まで歩き、 双葉入口からバスに乗る。 家に12時21分。 この日歩いた歩数は8,515歩。
水道みち		双葉入口バス停
(自力での)電車やバスの利用ができれば行動範囲はもっと広がる。 本格的な山歩きはまだ難しい。 けれどこうして、行きたい場所・歩きたい所がどんどん増えていくことが嬉しいし励みになる。
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