| 雪のある富士山 茅ヶ崎里山公園 2023年12月3日（日） |
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| 今年の秋の秋小出川〜里山公園を歩いた時（2023.09.29）、里の家でパンフレットをもらった。 その中に4ヵ所の「おすすめ撮影スポット」と富士山の写真が記されていた。 機会を見つけ次はこの「スポット」から”雪のある富士山”を観たいと思った。 暑かった夏が終わり12月に入ると気温の低い日が続いた。天気予報を見ながら機会を待った。 |
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| 小田急江ノ島線で湘南台駅で降り、バスターミナルで立教大学行き9時35分のバスを待つ。 バス停はビルの陰にあり風を冷たく感じる。何気なく見上げた時、青い空に浮かぶ月が見えた。 月齢20ぐらいのやや太った半月。青い空に白い月、今日の里山歩きも順調に進む予感がした。 |
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| 9時57分里山公園入口。パークセンターの裏（南側）にある湘南の丘に上る。 青空に紅葉の始まった森が映える。 |
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| そしておすすめスポット（湘南の丘）からの「雪をかぶった富士山」 | ||||
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| 風景を十分楽しんだら子どもの村へ。 長い長〜い「風の滑り台」、フワフワの白い遊具は「雲のトランポリン」。 晴れた日曜日、ファミリーの姿が多い。 |
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| 多目的広場には数組のテントも見えた。広い空間はそこに身を置くだけで気持ちを広げてくれる。 広場、左手（西側）の窪みは中ノ谷池。水はない。周囲をおおう枯れススキが秋の深まりを思わせる。 |
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| 「←栗の木広場 ↑芦沢の池/谷の家 ↓こどもの村/多目的広場」と示す道標の先に丘が見える。 まず左手、栗の木広場へ。栗の木（？）とベンチが一つ。多目的広場を見てきた目には小さく感じた。 |
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| 道標のある分岐に戻り坂を上る。尾根上の一般道と交差する「峠」に出た。 「一寸峠」茅ヶ崎市内唯一の峠。こじんまりした雰囲気の良い峠。 しかしこの呼び名を初めて見た時「ひとあしとうげ」と読める人は何人いるだろう。 |
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| 峠に立ち南北向を見る。 まず南（パークセンター方向）、そして北（腰掛神社方向） |
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| 次に東（多目的広場方向）、それから西（芦沢の池方向＝みこし道） | ||||
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| 一寸峠から北へ、腰掛神社方向に向かう。車の通る道だが普通に散策している人も多い。 200ｍほど進むと右手（東方向）に「森の村」の標識のある広場が見えた。 公衆トイレ、東屋、ベンチがあり、ここも自然と調和する雰囲気の良い広場だった。 多くの梅の品種が植えられていて、春先には香りのよい花を次々に咲かせるという。 |
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| 広場からわずかに北へ。見覚えのある鳥居が見えてきた。腰掛神社だ。 日本武尊の東征の際、大山を眺めながら休んだという腰掛石が御神体の神社。 二か月前（2023.09.29）にも訪れているので、由来などはそちらを参照。 このページでは、鳥居近くに祀られている石仏と色づく御神木の銀杏 |
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| すぐ近く、車道を挟んで「富士見の丘」と東屋がある。 ここから見る丹沢・大山や里の風景が素晴らしい。 |
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| ここも「おすすめ撮影スポット」の一つ。東屋の前に次のような銘板もある。 | ||||
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| いったん谷戸に降りる。 二か月前に満開だったコスモス畑は今は更地。振り返れば彼岸花の咲いていた畑地も今は株を残すだけ。 けれど変わらないのは、どこか懐かしさを感じさせる谷戸の風景。 |
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| バーべキュー場に上がる坂道の下にある文字道祖神は比較的新しい。 後ろに文字部分の欠けた古い道祖神がある。 道祖神が祀られている、それはここに集落があり集落をむすぶ道があったということ。 |
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| ところでここ（バーべーキュー場・おこじゅう広場）も「おすすめ撮影スポット」だ。 山腹に雲を絡ませる「雪をかぶった富士山」が美しい。 |
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| 電線がちょっと煩わしい…と、小出川側の畑地まで下りてもう一枚。 今度は電線のないスッキリした富士山が見えた。 |
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| この時、ヴォロロロロ…と低いプロペラ音が聞えてきた。 見上げるとヘリコプターでもない、飛行機でもない南から北方向に向かって飛んで行く二つの機影が見えた。 それから数分後、丘の上にある東屋で富士山方向を眺めながら休んでいる時、再び爆音が聞えてきた。 さっきと同じ機影。今度は北から南方向へ。米軍輸送機オスプレイだ。 でもあれっ？ 11月29日の墜落事故の後、オスプレイの飛行は”安全が確認するまで自粛するよう申し入れたんではなかったっけ？ |
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| -------------------- ※12月7日、ニュースは次のように報じている。 「米、オスプレイ全世界で停止」（朝日新聞夕刊1面トップ） 記事は次のように続く。 「軍人の安全を確保するため、リスク軽減策を実行している」 そしてこのページを書いている12月8日。 「米軍、オスプレイ全機停止 墜落 機材不具合の可能性」（朝日新聞朝刊一面） 11月29日の事故の後も飛行が続けられていたという事実。 「日本国民の安全確保のため、リスク軽減策を実行」はどう為されたのだろう？ -------------------- |
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| バーべーキュー場から「里の家」まで戻り、前庭から「畑の村」方向を見る。 目の前にひろがる豊かな自然とのどかな畑地。 この風景にオスプレイなど人を殺傷する兵器は似合わない。 |
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| 里山公園の北側、新道橋を渡って小出川を越える。大庭獺郷線に出たが湘南台駅に行くバスはない。 そのまま道路わきの歩道を慶應大学バス停まで歩いた。 新道橋からおよそ30分。歩くことに慣れていればたいした時間（距離）じゃない。 |
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